2017.08.16 ほけんだより夏号

2017.08.16 ほけんだより夏号

風邪をひく季節といえば冬?いえいえ、そんなことはありません。夏になると、暑さのために体力を消耗し、抵抗力が落ちてきます。夏は感染症の流行りやすい季節。水分補給や体調管理に気をつけながら、涼しい時間帯には外遊びをして、暑さに負けない体作りを心がけましょう。
 
 
◇暑い夏を元気に乗り切るポイント
1.水分補給
大量に汗をかくと、脱水症状を起こし、熱中症の原因にもなります。こまめな水分補給を心がけましょう。
 
2.皮膚のケア
こまめに汗をふいたり、シャワーを浴びたりして、皮膚を清潔に保ちましょう。

3.紫外線対策
外出時は帽子をかぶり、日焼け止めを塗るなどの紫外線対策も忘れずに。

4.室温管理
高温・多湿など条件がそろえば、室内でも熱中症は起こります。エアコンをじょうずに使いましょう。ただ、冷やしすぎには要注意。設定温度27〜28℃を目安にしましょう。


◇夏かぜ
大人の夏かぜは、症状が穏やかな場合が多いのですが、子どもの場合は、症状が重くなることがあります。プールを介して感染することが多い「プール熱」や、口内炎のできる「ヘルパンギーナ」、手・足・口に水疱ができる「手足口病」などは、子どもがかかりやすいウィルス性の夏かぜの代表格で、症状の変化に注意が必要です。高熱が出て嘔吐などが見られるときは、医療機関を受診しましょう。予防法は、冬場とあまり変わりありません。部屋の乾燥を防ぎ、手洗いをしっかり行い、ビタミンCをしっかりととって規則正しい生活を心がけましょう。
 
 
◇子連れドライブは熱対策に注意
今の時期、炎天下の車内は驚くほど高温になります。お子さんと一緒の楽しいドライブ、夏ならではのポイントに注意して楽しいお出かけにしたいですね。

・チャイルドシート
日中屋外に止めてあった車に乗ったとき、シートベルトがすごく熱くなっていて驚いた経験はありませんか?それはチャイルドシートも同じ!!ベルトや金具は高温になっていることが少なくありません。特に金具はヤケドの危険も!車を離れるときはチャイルドシート用のサンシェードやカバーをかけておきましょう。白地のバスタオルをかけても効果あり。心配なときは保冷剤をおいておくのも効果的です。

・後部座席の子どもまで冷風が届かない
普通乗用車の場合、通風孔が前方にしかない場合も。電池式でクリップ固定の小型扇風機は効率よく車内を冷やしてくれます。

・その他
子どもはチャイルドシートに固定されている分、背中やお尻が背もたれ・座席に密着しているので大人以上に汗をかきます。汗取りパッドやガーゼで汗対策をし、こまめに休憩や水分補給をするとよいですね。
 

◇手洗い
手洗いはかぜや感染症の予防にもつながります。外遊びの後、トイレの後、食事の前にはしっかり手を洗う習慣を付けましょう。


2歳さん〜5歳さんのクラスは、園で手洗い教室を体験しました。ご家庭でも一緒に洗ってみてください!!
 

◇下着とくつ下について
子どもは1日におよそペットボトル1本分(1000ml)の汗をかくと言われています。下着やくつ下を着ることで、汗や皮膚からの汚れや脂を吸い取り、においも抑えてくれます。汗をかいたり汚れたりした時はこまめに着替え、清潔に過ごすことを心がけましょう。

登園すると、すでに汗だくでTシャツがびっしょりのお友だちも!!
着替えを一枚多めにお持ちいただけるとありがたいです。



◇あせも
汗の出る穴が詰まり、皮膚の内側に汗が溜まって炎症が起こる症状で、細かく赤い発疹が出ます。綿などの吸湿性・通気性のある衣服を選んで、汗をかいたらこまめに拭き、衣服を着替えさせるのが一番の予防法です。シャワーや沐浴など、スキンケアで治まることもありますが、かゆみがある時は、冷たいタオルで冷やすなどして、なるべくかかないようにしましょう。ステロイド系の外用薬がひどくなったあせもには有効です。

睡眠中、たくさん汗をかくお子さんも多いと思います。
寝るときに、パジャマと背中の間に薄手のタオルやガーゼを一枚挟んでおき、途中で引き抜くと、汗を上手に吸い取り、かんたんにあせもたいさくができますよ。
 
 

◇とびひ
アトピーやあせも、虫刺され、すり傷などを手で触ったりかいたりすると、皮膚の表面に複数の細菌が付着して繁殖し、皮膚がただれたり、水ぶくれになったり、かさぶたになったりします。なかでも黄色ブドウ球菌は高温多湿を好むため、夏になると流行します。
患部を触った手で体の他の場所に触れると、感染がさらに広がります。ガーゼなどで覆って、患部に直接触れないように
しましょう。状態がひどい場合は医療機関に相談し、内服の抗生物質を処方してもらいます。
子どもの間で感染しやすいので、家庭でもタオルの共有や、兄弟との入浴は控えましょう。虫刺されやすり傷などは放置せず、
しっかりと石けん洗いをして清潔にし、経過観察が必要です。
汗をかいたらこまめに着替え、爪は短く切り、毎日シャワーを浴びて体を清潔に保つことが一番の予防法となります。